年単位の長期休暇の導入による職業生活の再設計をめざして







講演者プロフィール

基調講演

森永卓郎(もりながたくろう)エコノミスト、(株)UFJ総合研究所 主席研究員
Takuro Morinaga ● Economist
1957年東京に生まれる。1980年東京大学経済学部卒業。日本専売公社、日本経済研究センター、経済企画庁総合計画局などを経て、現在は(株)UFJ総合研究所主席研究員。また、テレビ朝日「ニュースステーション」のレギュラーコメンテーターとして活躍中。難しくなりがちな経済を、解りやすく解説する明快な語り口で知られている。マクロ経済学、計量経済学、労働経済、教育計画を専門分野とし、ベストセラー『年収300万円時代を生き抜く経済学』の著者でもある。



スピーカー・パネリスト

ヴィレム・アデマ OECD社会政策部会エコノミスト
Willem Adema, D.Phil ● Economist, Social Policy Division, OECD, Paris
ロッテルダム・エラスムス大学卒業後、オックスフォード大学セント・エドモンド・ホールで博士号を取得。 OECD加盟国における、家庭にやさしい政策を分析する「『子どもと上司』:家庭に優しい政策レビュー」をリードしている。労働市場、財政政策・福祉政策に関する問題について広範にわたり多数の著書があり、Society at a Glance: OECD Social Indicators創刊号の編集責任者。またOECD Social Expenditure Databaseも担当し、民間純社会支出(税引)の指標を分析するための枠組みを整備した。



北里光司郎(きたざとこうしろう)BT ジャパン株式会社 代表取締役会長兼CEO
Koshiro Kitazato ● Chairman & CEO, BT Japan Corporation
1960年東京外国語大学英米科卒業、富士通株式会社に入社。37年間の在籍期間中25年間を海外事業関係に従事し、富士通での海外ビジネスの指揮をとる。また、日米経営科学研究所副所長、英国ICL社常勤取締役なども務めた。1997年より現職。以来BT(ブリティッシュ・テレコム)の日本における戦略展開と日本法人の経営をリードしている。現在はTu-Kaセルラー東京、東海、Tu-Kaフォン関西等の社外役員を務める。更に、日本経団連、国際企業経営者協会や世界三大奉仕団体の一つであるキワニス東京クラブなどでも幅広く活躍している。



小島一哉(こじまかずや)大阪ガス株式会社 人事部 
グループ人事チームマネジャー
Kazuya Kojima ● Manager Group Personnel Team, Human Resources Dept., Osaka Gas co., ltd.
1982年京都大学法学部卒業、同年大阪ガス株式会社に入社。東部支社、企画部などを経て、1997年から人事部勤務。2003年4月から現職。大阪ガスは経営理念の一つとして、社員が仕事を通じてお客さまと社会に貢献し、仕事を通して人間として成長する。そのことがひいては会社の成長につながるという「人間成長の経営」を掲げている。その中で、2003年4月に公的資格取得や留学などの「自己啓発」やボランティア活動などの「社会貢献活動」への参加を目的に、最長4年間の「自己実現休暇制度」を導入している。



今野浩一郎(いまのこういちろう)学習院大学経済学部経営学科教授
Koichro Imano ● Professor, Faculty of Economics, Gakushuin University
1971年東京工業大学大学院理工学部卒、1973年同大学院理工学研究科修士課程を終了。神奈川大学工学部工業経営学科助手、東京学芸大学教育学部講師ならびに助教授を経て、1992年4月より現職。中小企業退職金共済審議会会長や英国サセックス大学リサーチフェローをはじめ、中央職業能力審議会委員や東京都立労働研究所研究員としても活発に活動。現在は、中央労働委員会公益委員、中央最低賃金審議会委員。また、『個と組織の成果主義』『勝ち抜く賃金改革』をはじめ多数の著書がある。



木村皓一(きむらこういち)株式会社ミキハウス 代表取締役社長
Koichi Kimura● President, MIKI HOUSE CO.,LTD
1945年滋賀県彦根市に生まれる。関西大学経済学部を中退し、野村證券に入社。
その後、父親の経営する婦人服縫製会社を経て、1971年三起産業を創立。ここから1978年に三起商行株式会社設立。現在では海外現地法人を含め、国内外に10の関連会社を有している。子供と子供を取り巻く環境全てをプロデュースする「ONLY ONEカンパニー」を目指し、品質にこだわったベビー・子供服の製造販売をはじめ、出版事業やデザートショップも展開。更に教育事業を手がけるほか、スポーツ選手の支援にも力を注いでいる。1995年には、社員である坂本達氏の「自転車『世界一周』企画」許可の英断を下し、4年3ヶ月という長期有給休暇扱いで企画を成功させた。



尾崎陽二(おさきようじ)
財団法人社会経済生産性本部 社会労働部 雇用・福祉政策課長 兼 主任研究員
Yoji Osaki ● Deputy Director / Senior Researcher, Social and Labour Relations Dept.
Japan Productivity Center for Socio-Economic development(JPC-SED)
1960年岡山県倉敷市に生まれる。1982年慶應義塾大学経済学部卒業。同年より財団法人日本生産性本部(現、社会経済生産性本部)勤務。労働部(国際労働、労使関係担当)、総務部(組織人事担当)を経て、1998年より現職。2002年『日本型ワークシェアリングの実践』を共著。近年は、ワークシェアリングや短時間労働の均衡処遇をはじめ、労働市場にある様々な歪みの是正による働き方の改革をテーマに、調査研究や提言活動に精力的に取組んでいる。